入間市下藤沢のBarber ism  TEL:04-2960-3533

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その色は「青」

今朝、通勤ウォーキングしてたら

見事なひつじ雲?うろこ雲?いわし雲?

写真を撮ろうかと思ったんだけど

通勤途中、良いアングルがなく

必ず電線や建物が入っちゃっう

そうこうしてるうちに店到着

なので写真はありませんw

まさしく秋だったんですけどね~

で、秋ってことで借りてきたのは

20161128110059

「ブルーに生まれついて」

JAZZです

JAZZね~憧れですな

何気なく流れるBGMがJAZZだと

それだけでいい感じがして

何度かトライ

分からね~分からないね~

まずはやっぱり有名所って

マイルス・デイヴィスを幾つか聞いたんだけど

諦め

漫画「BLUE GIANT」で再燃

色んなジャンルやプレイヤー

場面場面ですごくハマるんだけど

四六時中ってなるとそうもいかない

物寂しさがあるんだよね

哀愁ってやつ

なんか哀しさを持って来る

それってJAZZの歴史

黒人の歴史でもあったりするんだろうけど

バックボーンがそうさせるのか

だから聴かなくなっちゃうんだけど

まだ僕が青いんでしょうねぇ~

そして秋です、秋といえばJAZZでしょって

改めてJAZZ借りてきました

「ブルーに生まれついて」

1950年代黒人主流のJAZZ

そのJAZZ界のジェームス・ディーンとも呼ばれた

白人プレイヤーのチェット・ベイカーの実話

この方の話はJAZZ界では超有名で

多分そちらの方々にはまたコスったかって感じなほど

甘い歌声と甘いマスクそしてトランペッターとして

絶大な人気の50年代

そして酒と女とドラッグに溺れ

破滅的な人生を送り、転がり続ける

ドラッグの売人に暴行を受け

トランペッターとしては致命的な怪我をする

そこから彼女の献身的な支えによって

奇跡的なカンバックって話

チェット・ベイカーが抱えていた闇

父との確執

マイルス・デイヴィスへの畏怖

白人のJAZZ

根本にある弱さ

それらが一生付きまとい

ドラッグに溺れて、逃げていくんだけど

最後の最後に残ったのはJAZZ、トランペット

そして彼女

カンバックまでに手に入れたものは

テクニックなんかじゃなく

演奏を哀しさが色を着ける「青」い深さ

僕は子供ころから戦隊モノやヒーローモノの

レッドや主人公が好きだ

だから王道のど真ん中が好き

だけれど大人になるに連れて培った卑屈さ

そのねじれた部分が

真逆の裏切りもどこかで期待してるとんだドSもある

そして「最後の選択」

この映画の肝だ

この選択でその後のすべてが決まる

青・BlueはJAZZの色

”ブルージー”

”ブルーノートスケール”

その青はやっぱり哀愁そして哀切

哀しさが付きまとう

それがJAZZなんだと改めて思う

何よりもチェット・ベイカーを演じたイーサン・ホークがヤバイ

哀愁の演技で「青」を醸し出す

自堕落なダメ人間、溺れるだけ溺れ、逃げるだけ逃げる

そのロクでなしが出す哀愁響くトランペット

お見事!

そして半年のトレーニングの演奏

なんなんだ!

半年のトレーニングで哀愁まで吹けるようになるって

秋の夜

何度めかのJAZZに入門

 


2018年11月1日


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