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✂︎月見草の教え✂︎

暖かい日が続き

春が近く嬉しい

まだ寒の戻りはあるだろうから

油断は出来ないけど

002

田中水産のメニューでも春を感じる

でも、その春は冬を乗り越えた苦味もあるんだけどね

昨夜、NHKのクローズアップ現代を観てたら

今回は先日亡くなった、野村監督の特集で

まあ〜金言、格言のオンパレードだった

ただの野球選手、ただの野球選手じゃないな

キャッチャーでありながら

三冠王になり

監督としてもヤクルトを日本一にし

阪神や楽天が優勝できたのも

野村監督が下地を作ったからだと思ってる

西武ファンとしては相対した時

イヤな監督だったw

徹底的なデータ野球で

漠然と感覚でやってた野球を

理屈として活字にし

今や当たり前になってるものを

作ったと言っても過言ではない

その中でも今なら工藤監督が近い気がするが

圧倒的に違うのが

「人情」

それだけガッチガチのはずなのに選手はノビノビしてる

これは監督の人心掌握術が優れているからだろう

時にぼやきで伝え

ある時は敢えてアドバイスはしなかったり

選手1人1人の個性を認め育てていたのが伝わる

今回の特集を見ていると

監督時代からもそうだけど

人間を育ててる

プロ野球選手の前に

一社会人として生き方を説いてる

それが野球に通じる心構えであることも勿論だけど

野球人として限られた時間の後

訪れる時間を見越してのこともある気がする

それは一般社会に通じ

「人間、人の間と書く

結局、人の付き合いで生かされてるから感謝が生まれる

でも直ぐにそれを忘れる」

納得で頭が下がる

NHKのドキュメントのクルーが

1月までの半年通ってたんだけど

最後の日「また来てもいいですか?」

と尋ねると「ダメだ」とにべもなく断る

「若い人はこんなとこ来ないで

先だけを見据えて成功だけを考えて進みなさい」

「失敗と書いて成長と読む」

と説いていた

あまり自己啓発的なのは読まないんだけど

「野村の考え」買って読んでみようかしら

春が訪れるには

甘いだけでなく

苦味もあることを

夏の夜、一晩しか咲かない

月見草が教えてくれるだろう


2020年2月13日


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