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✂サービス業の憂鬱✂

いや～今日のサッカー天皇杯準決勝面白かった～

大分は頑張ったな～川崎に勝つとは

PKの１本目なんてあれが入るとはｗ

そして浦和決勝進出！

来週の決勝が楽しみ

ほんとは元旦の国立に見に行きたかったな～

 

この小説を買ったのは

勿論いつも買う本屋さんのオススメだったのと

これ読み終わったら

大のディズニーファンの娘が読むかな？と

買ったんだけど

「ミッキーマウスの憂鬱」松岡圭祐著

こりゃ駄目だｗ

ディズニーのリアル・裏側（どこまで本当かは分からないけど）

が前半にこれでもかと出てくるから

夢の国を夢の国でいたい方には全くおすすめしないｗ

まずはディズニーリゾート、いやオリエンタルランドに

夢の国と憧れ

準社員で入った主人公が現実を見て

テンション上がったり下がったり

夢を壊され

現実を突きつけられる裏側だったり

徹底的なマニュアルを何度も繰り返すのは

読者の夢を壊すのが目的ではないことを後で知るけど

ディズニーファンでなくてもちょっと重たい

仕事とは？と問うために

先ず夢から現実へ説明し

揺れ動く心模様を読み解かせる

このディズニーって設定の中

人間関係、肩書、仕事のやりがい、プロフェッショナル

まずはそこから進み

とある大事件から仕事への本質、意欲、目的を

主人公は勿論

マニュアルに慣れ切った社員たちも改めて思い出す

そしてその大事件解決をスカッとやってくれるんで

読み終わる頃には気分良く爽快感に包まれる

だから後半は前半の重たい感じと真逆に

読むペースは上がり手が止まらなくなる

結果、面白かった～と前半の部分をすっかり忘れる

いや、前半がそのための布石だったことを知る

見せつけられた現実、壊された夢の国

だけれどそのアップデートで

夢の世界はキャストたちの現実の上にできていて

夢の国であることを支えてるのは

ミッキーでもミニーでもなく

隅々までキャストの方々

僕はもう随分ディズニーに行ってないけど

子供を連れて行ってた頃

やっぱりキャストの笑顔と接客に驚かされ

サービス業に身を置くものとして

とてもとても真似できないなと

感心したのを思い出した

2021年12月12日