Average Cry
オリンピックの開会式をお客様と思いっきり見ちゃったんだけど
早くもサッカー5対4って訳の分からない点の取り合いで負けるという~
若干テンション下がった中で見てたんだけど
ペレ?誰?ペレじゃないの?ってサプライズが一番びっくりしました(笑)
さて、山田洋次監督と言ったら?
どうしても「男はつらいよ」なわけで
勿論
「幸福の黄色いハンカチ」から「武士の一分」「たそがれ清兵衛」
い~っぱい作品あるけど
どうしても寅さんの顔が浮かんできちゃう
きっと男はつらいよが好きなんだと思う
あの昭和感が、不器用なあのおじさんが
そして今回の作品
「母と暮らせば」
なぜ?これを借りたかって?
面白そうなのが見つからなかったのと
この作品棚にい~っぱいあるのに、1本を残して全部空箱、レンタルされてた
そして「日本中が泣いた!」とのサブタイトル
全米はちょくちょく泣くし、全米1位は年間メチャメチャ海を渡ってくるし
全米の信用度は僕の中のNYダウ平均では相当下がっていて
そこへ、日本中が泣いたの?ほぉ~しかも1本を残し
これは僕の中の日経平均が気になるってことで
早速
う~~ん、これは好き嫌い分かれそう
何だろう?戦争の悲惨さをリアリズムに映し出さず
親子の関係、夫に先立たれ、長男も戦死し
残った次男は長崎原爆投下で亡くなる
残された母、そしてそこに現れた息子
息子の元恋人の幸せを望む母
明るく振る舞うも死んでることを受け入れ悲しみを抱く息子
でも元恋人の幸せを望めない自分
そして・・・
う~ん、泣けるかといえば僕は泣けない
全て言葉で伝えてきちゃうからかな?
僕を泣かせるならALWAYS三丁目の夕日’64や永遠の0を観せられれば一発だ
そして、火垂るの墓には敵わない
でも、やはり戦争映画であって
死んだものの悲しみ
残ったものの悲しみを通して戦争の悲惨さを伝えてくる
今日は丁度、8月6日広島平和記念日、広島に原爆が投下された日
この映画は長崎だけれど
戦争、原爆の恐ろしさは十分悲しみを通して伝わってくる作品で
昨日観たことの意味があったのかも
ただ、最後がど~も丹波なんだよな~
2016年8月6日