price, and value
しかし、毎日暑いし雨も降らないっすね~
すっかりエアコン使うのが当たり前で
冬に向け冷え性対策してる今日此の頃、まだ冷房は使いたくないんだけど仕方ないな~
このブログでたまに書くんだけど
物の値段、と価値
例えば僕らの値段だってそう
職人仕事は10分¥1000だから1時間近くかかれば¥6000位になる
けど、未だそこまで行けないのがこの業界の哀しい性
価格競争をすぐしちゃう
むしろ¥1000CUTのほうが10分で¥1000だから正しいという~
って事は以前も書いたし
場所によっても値段は変わるわけで
地価が高ければそれだけ値段も上げるようだし
そこに住む人の懐具合で値段も変わる(笑)
例えば、行き付け田中水産
仕入れは築地で新鮮な魚介いっぱいのお店だけれど
美味しいの?って聞かれると
勿論美味しい
けど、築地で仕入れてるんだから、このへんで1番美味しいの?
って聞かれると、例えば
¥500で刺し身を食べて¥500の割に美味しいね~ってのと
¥1500の刺し身だから勿論美味しい
どちらを聞かれてるのかを悩むところ
お金さえ出せばもっと美味しいお魚出してるところはあると思うけど
僕らの懐具合にあった中で美味しいものを出してくれてる
だから田中水産はTPOをわきまえてる商売をしてるな~と感心
でもたまに、とんでも商品をぶち込んでくるのは流石!
例えば、毛ガニ一杯がメニューにあったり
今日はこれを食べさせたいんだなって若干高級なお刺身があったり(笑)
田中水産の姉妹店である都内の、恵比寿、鶯谷、高円寺
この3店は、田中水産に比べれば上品で(笑)
お値段も懐にドロップキックを食らわすくらいの気概はある
見事な地域性の使い分けだと思う
ある時、恵比寿店「焼き貝あこや」に行った時
カウンターの隣に20代前半の女の子が
お母さんの誕生日で2人で来てて
会系の時、ワイン一本空けてたとはいえ
2人で¥25000位行ってて
僕はビクつき、娘さんが余裕でお会計してるのを見て
流石!恵比寿!違うもの~と感心しちゃったのは
お上り常連装いカウンター埼玉っ子in恵比寿
ちなみに、TPOをわきまえるお上りカウンター改め僕なんて
恵比寿だろうがわきまえちゃうから、田中水産とさほど変わらないお会計(笑)
なんで今日こんな事を書いてるかというと
値段、と価値
わきまえた男と自負してるんだけど、計り知れない価値観を発見
この同じ種類の3本のジュース、名前はスイートキッス
全く同じに見えるが、1本だけ値段が高い
まだまだ、勉強が足りない値段、と価値をわきまえたい男
2015年5月27日