道化師0.3(砂)
この話も3話めになり
今日から読む方は何だか分からいと思うので
申し訳なけど一昨日の「道化師0.1」から読んでみてね
さて、難病の血液検査をし1週間が経ち
残り1週間
気持ちの中では
大丈夫と、もしかして?
を行ったり来たり
相変わらず検索しちゃうから
開き直っても、また不安になったり
更に、冬頃感じてた足の痛みを色々検索すると
別の病気が出てきて
これがまた当てはまる
疑心暗鬼になっちゃってるから
そういえばあの時お医者さんが言ってた事はこの事か
と勝手に判断
まぁ~揺れ動く(笑)
人間誰しもそんな状況に追い込まれれば不安でネガティブになるんだろうけど
まぁ、めんどくさい
そこで冷静に考える
確率
この症状でその病気を発症する人はどれくらい?
色々検索してみる
途中で怖くなるし、信憑性がないからやめてみる
すると遂に、妻から検索禁止令発動
そりゃそうだ(笑)
仕事中も飲みに行っても基本バカ話で、明るく過ごす
が、お客様切れて暇になるとふと考える
そうすると妻が気付き
「大丈夫よ、心配ないって」って明るく言ってくれる
なるほど、傍から見ればかなり落ち込んでるか、考えこんでるように見えちゃうんだな(笑)
でもこれが有難い
最後の1週間は色々な言葉や行動で
喜怒哀楽があったんだけど(笑)
ふと思い出し不安になったのはお医者さんの
「杉山さんも他に心当たりあったから来たんでしょ?(わざわざ青山まで)」
これは、色んな意味で頭の中で変化(笑)
そして、お客様のお医者さんに色々聞いてみた
そりゃ~症状だけで、しかも何のデータも数字もないんだから
分かるわけないし
立場上、絶対なんて言えないのに
敢えて聞いてみる
そして色々聞いたあと、カマをかけ
「じゃ~今の状態じゃ確率5割位っすか?」
これ完全に欲してるのは「ないないない、そんなにないよ、一割もないって」
リアルは「いや~はっきりとしたことはわからないけど、そこまででは・・」
これ聞かなきゃ良かったシリーズ(笑)
なにせ「大丈夫だよ~ないよ~」
これが、何の根拠もないけど有難い(笑)
そして、昔から来るお兄ちゃん
って言っても、もう三十代なんだけど
いつも趣味の話をし
COOLで、感情を表に出さないタイプ
その彼が、帰り際
これお土産ってくれたのが
出雲大社に行ったついでに
「日御碕(ひのみさき)神社」の砂のお守り
これ、医師に見放されたほどの交通事故に遭った方が、
地鎮祭の清めに使っていたお砂を塗りつけたところ、全快した
という逸話を元に怪我や不治の病が治ったと言われるお守り
僕の足の怪我がなかなか治らないので買った来てくれたんです
しかも、これい表に出てないらしく
言うと出てくるお守りだそうで
これは嬉しかったな~
僕がそんなことになってるとは知らず
普段そういうタイプじゃない彼が
僕の足のために買って来てくれたんです
もう完全に足じゃなくて病の方にお願いはシフトしましたが(笑)
これは嬉しかった、本当に!感謝!嬉しかったな~
さあ~明日でそろそろこの話も終わりです(多分)
これ、思い出して書くのも結構自分のピエロっぷりに笑っちゃったりもするけど
思い出したくない経験なのかもしれなく、頭の回転が落ちるんで(笑)
意外と重労働なんで(笑)
2015年10月1日