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BLOG : 2015年10月

道化師0.4(3つの坂)

この話、遂に4話目

いい加減にしろって感じっすね(笑)

 

一番嬉しかった瞬間

それは勿論!圧倒的!大差でお医者さんから

「陰性です、大丈夫ですよ」

って言われた瞬間

じゃあ、この病でなくて良かった!って2番目に嬉しかった瞬間っていつだと思います?

 

血液絵検査の結果を聞きに行く3日前くらいには

80%位あるな、まで自分で自分を追い込みました(笑)

そしてむしろ徐々に無になり始める(笑)

もしそうなったら、どうするや色々のことは頭で整理したし

が、奴が恐怖を超電導に変換しリニアの高速で通過する

そんな中、日曜日、結果前日

予約していた中国整体へ

そこで冗談交じりにこの話をする

すると先生「絶対ないよ~だいじょーぶ、絶対ないよ~」

神降臨!

中国四千年の何かで分かるのか?

「絶対ないよ~もしその病気ならその症状は後に出てくるのぉ~」

心の中で、初期症状で散々検索結果出てたんだけどな~

「心配症ね~だいじょーぶ!」

「杉山さんは運命信じる?」

「生まれてくるのも死ぬのも決まってる、だから考えてもしょうがない」

おいおい、話が変わってきてるじゃないか

「だいじょーぶ、ないよ~」

絶対が抜けたな

帰り際

「結果分かったら連絡してね」

絶対大丈夫って言ってたのに(笑)?

でも、先生を信じる

そして、行き付け田中水産へ

行くと常連は出来上がり

その中には四川担々麺哲さんも

哲さん店休んじゃって呑んじゃってるし

このペースに追いつくのはきついな~と一杯始める

するとカウンターにいた26歳彼女歴なしの

常連兄ちゃんが「哲さん店やんなくていいの~(笑)??」

って突っ込むと、哲さん反撃

「まだ人世の何も分かってない兄ちゃんが何を言う!」

「いいか!人生には3つの坂がある!」

「上り坂!下り坂!更にそこから!まさか!!」

吹き出した(笑)!

俺今一番嫌なまさか(笑)

ここで来るとは、流石哲さん!!

そんなこんな夜は更け

遂に当日

行くまで時間があったので、お清めの入間の湯でサウナ

そして妻と2人表参道へ

電車の中で、持って来た本を読む気にもなれず

音楽もいらない

サングラスの中の眼は遠い何処かを見つめるわけでもなく眺める

表参道へ着き

妻の会話は届かない

コッチは腹なんか空かないけど

妻は減ってるだろうと裏通りでいい感じのアジアンカフェへ

そこで、こうなったら一杯呑んでおこう

万が一、陽性と言われた時、失神しないよう

冷静に、紹介状をもらいどうすべきか聞けるよう

気付けの一杯

そしていざ病院へ

入ると受付の男性が僕見ると慌ただしくアッチコッチに動きまわる

なかなか呼ばれない

やっと呼ばれ診察室の足専用の診察台へ寝かされる

なかなか先生来ない

10分・・15分・・

足が冷え白くなるとまた言われるかも

そう思い足の指のグーパー繰り返す

結果は出てるから意味ないのに(笑)

そしてポッケに入れてきた頂いたお守りを握りしめる

まだ来ない、それどころか隣の部屋からひそひそ話が

先生の机にはどうやら検査結果が置いてあるけど意味がわからない

この病院予約料¥3000なんだけど30分過ぎるとなしになる

そんな事はどうでもいい

アタナの中は、ない、ない、ない、ない、ない、ない、頼む

神様お願い

すると診察室入って28分先生入室

「杉山さん最近お加減どうですか?」

どうもこうもないよ~心身ともにぼろぼろだよ

「え~〇〇病の検査結果ですが

(え?血液検査とも言わずやっぱりそれ調べてたんだ・・他に何かあるとって言ってたのに)

陰性です」

「センセイ・・インセイッテドッチデシタッケ?」

「大丈夫ですよ」

人生でこれほど嬉しかったことがあっただろうか

力が抜ける

ありがとう

みんな、ありがとう

真っ白になっていく

落ち着き、先生に一言

「先生、難病の名前なんか出したら、コッチびっくりしちゃって

調べまくって、逆にボロボロだよ~もっとマイルドに言ってくれないと」

「杉山さんこれ見て下さい」

血液検査の紙

普通と違ってよくある項目は真っ白

調べてない

その病気の項目だけのみ調べてる

「結構な確率だと思ってたんで、一応頭入れてもらおうとあれでもマイルドだったんですよ」

再び恐怖に襲われる

でも良かった

色々あったけどほんと良かった

足の怪我は今回は経過を見ていくにして

今直ぐ体外衝撃波治療はしないでみようとなり

退出

妻に大丈夫だったことを伝える

「だから大丈夫って言ったでしょ」

笑顔で僕に伝え、顔を隠しトイレに消える

病院を出て、心配をかけた方々に伝える

皆喜んでくれる

こんなに嬉しい日はない

その後青山のガーデンカフェで祝杯

004

力が抜ける

顔も体も

二週間の緊張感が抜けていく

街の彩りが眩しい

ほんとに良かったです

改めて健康の大切さ

普通に仕事ができる喜び

幸せを噛みしめる

 

さて最初に書いた陰性と分かり2番目に嬉しかった瞬間

それは

次の日、目が覚め大丈夫だったんだ

って気付いた瞬間

布団の中、朝日を浴び喜びと感謝が身を包むその瞬間

そして、診察台でグーパーし過ぎて筋肉痛を感じた時


2015年10月2日


道化師0.3(砂)

この話も3話めになり

今日から読む方は何だか分からいと思うので

申し訳なけど一昨日の「道化師0.1」から読んでみてね

さて、難病の血液検査をし1週間が経ち

残り1週間

気持ちの中では

大丈夫と、もしかして?

を行ったり来たり

相変わらず検索しちゃうから

開き直っても、また不安になったり

更に、冬頃感じてた足の痛みを色々検索すると

別の病気が出てきて

これがまた当てはまる

疑心暗鬼になっちゃってるから

そういえばあの時お医者さんが言ってた事はこの事か

と勝手に判断

まぁ~揺れ動く(笑)

人間誰しもそんな状況に追い込まれれば不安でネガティブになるんだろうけど

まぁ、めんどくさい

そこで冷静に考える

確率

この症状でその病気を発症する人はどれくらい?

色々検索してみる

途中で怖くなるし、信憑性がないからやめてみる

すると遂に、妻から検索禁止令発動

そりゃそうだ(笑)

仕事中も飲みに行っても基本バカ話で、明るく過ごす

が、お客様切れて暇になるとふと考える

そうすると妻が気付き

「大丈夫よ、心配ないって」って明るく言ってくれる

なるほど、傍から見ればかなり落ち込んでるか、考えこんでるように見えちゃうんだな(笑)

でもこれが有難い

最後の1週間は色々な言葉や行動で

喜怒哀楽があったんだけど(笑)

ふと思い出し不安になったのはお医者さんの

「杉山さんも他に心当たりあったから来たんでしょ?(わざわざ青山まで)」

これは、色んな意味で頭の中で変化(笑)

そして、お客様のお医者さんに色々聞いてみた

そりゃ~症状だけで、しかも何のデータも数字もないんだから

分かるわけないし

立場上、絶対なんて言えないのに

敢えて聞いてみる

そして色々聞いたあと、カマをかけ

「じゃ~今の状態じゃ確率5割位っすか?」

これ完全に欲してるのは「ないないない、そんなにないよ、一割もないって」

リアルは「いや~はっきりとしたことはわからないけど、そこまででは・・」

これ聞かなきゃ良かったシリーズ(笑)

なにせ「大丈夫だよ~ないよ~」

これが、何の根拠もないけど有難い(笑)

そして、昔から来るお兄ちゃん

って言っても、もう三十代なんだけど

いつも趣味の話をし

COOLで、感情を表に出さないタイプ

その彼が、帰り際

これお土産ってくれたのが

002

出雲大社に行ったついでに

「日御碕(ひのみさき)神社」の砂のお守り

これ、医師に見放されたほどの交通事故に遭った方が、

地鎮祭の清めに使っていたお砂を塗りつけたところ、全快した

という逸話を元に怪我や不治の病が治ったと言われるお守り

僕の足の怪我がなかなか治らないので買った来てくれたんです

しかも、これい表に出てないらしく

言うと出てくるお守りだそうで

これは嬉しかったな~

僕がそんなことになってるとは知らず

普段そういうタイプじゃない彼が

僕の足のために買って来てくれたんです

もう完全に足じゃなくて病の方にお願いはシフトしましたが(笑)

これは嬉しかった、本当に!感謝!嬉しかったな~

さあ~明日でそろそろこの話も終わりです(多分)

これ、思い出して書くのも結構自分のピエロっぷりに笑っちゃったりもするけど

思い出したくない経験なのかもしれなく、頭の回転が落ちるんで(笑)

意外と重労働なんで(笑)

 

 

 


2015年10月1日


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