✂No Fever✂
若者は居場所を失いがち
でも、学校の友達だったり
部活の仲間だったり
バイトの付き合いだったり
社会に自分の居場所を作り始め
「家」から「外」へ
そして新しい「家」へ
それが正解だと思うし
子供部屋おじさんにならないように
でも、「家」もだけれど「外」、社会からも居場所を失う
どうすればいいの?
そんな映画が
「サタデーナイト・チャーチ」
14歳のユリシーズは
父を失い
その分、母は仕事に追われ
古い価値観でカッチカチの叔母が家政婦として来る
弟はそのスパイとなり
学校に行けば「女」といじめられ居場所はない
更に、父の死後
女性願望が目覚めていく
その事を母や叔母に咎められ家にも居場所はなくなる
そこで出会ったのがゲイやトランスジェンダーの
セクシャルマイノリティの若者たち
そして連れて行かれたのは
LGBT向けの活動をしている「土曜日の夜の教会」
この土曜教会は実際にあり
社会からも家族からも追い出され居場所のない
セクシャルマイノリティの居場所となってるらしい
その居場所にたどり着いたユリシーズ
そこからどう変わっていく?
もしくは変わらない?
変わるのは自分?
それとも社会?
そして時々、忘れた頃ミュージカル
このミュージカル必要性は?
これは賛否、好き嫌いあると思うw
でも80分と短い映画で
物語の激しいアップダウンはないけれど
静かな演技に伝わってくるものはある
差別やいじめ、居場所探し
マイノリティーを題材とした映画は普遍であり続けるね
それにしても
邦題「サタデーナイト・チャーチ」
原題「サタデーチャーチ」
そのままでいいでしょうに
なぜ?サタデーナイトフィーバーに寄せるw
2019年8月30日
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