✂真実は風見鶏✂
日本で騒がれている
政府関連事件をあからさまに思い出させる内容
「スポットライト 世紀のスクープ」
「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
等などアメリカには実際の事件を基に
新聞記者の正義の物語は多数あるけれど
日本では珍しい
「新聞記者」
政府主導で民間が経営する新設大学や
総理御用作家が起こしたレイプ事件
被害者の女性が顔出し記者会見
なのに逮捕寸前で、加害者はのがれ
担当刑事も事件をはずされる
どちらも裏で大きな力が働いてるとしか思えない
その力を公にしようとする新聞記者
内閣情報調査室に移動になり
国のため、国民のため、政権政府のため
そして家族を守るため
葛藤に苦しむ官僚
この物語はどこまで真実に近いんだろう?
内閣情報調査室の薄暗い部屋で
多数の職員がSNSで情報操作してる光景は
ゾッとする
それだけ良く出来てる
政府御用達のマスコミ
そんな中にもマスコミとはなんぞやと
信念を持って行動する記者
重いけど、物語は静かに進むけど
良い
これを見てやはりって人もいるだろうし
いやいやあくまでフィクションだからって人もいるだろうし
千差万別、十人十色で感じて良いんだと思う
もっとこういう作品が出てきて欲しい
その方が健全だと思う
鳩山由紀夫が今回の「総理と桜を見る会」問題が出た時
沢尻エリカが逮捕されたことを
スキャンダル隠しの陰謀工作とSNSへ投稿し
ホリエモンは「内閣の中枢にいたんだから
芸能人逮捕ネタで隠蔽できないことはわかってんだろ」
って吠えてたのを思い出したけど
この物語はもっと深いところにあり
松坂桃李の憔悴しきった顔はすべてを物語ってた
たまにはこんな作品も
2019年12月6日