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✂︎夜長の長い鑑賞✂︎

休肝日を作ると２派に分かれるようです

それはお酒を飲まないと

眠いが深く朝までぐっすり

そしてすっきり起きれる

もう片方が

飲まないと眠りが浅く

夢と現実の狭間

グッタリな朝

お陰さまで僕は後者

そして2日間の休肝日明け

晩酌すると早い時間に寝落ちする

これは良いのか？悪いのか？

元々寝付きが悪いので

寝不足を2日作って

その後、快眠はありっちゃ～ありかｗ

そしてプラシボー効果なの？

ノンアルビールって教えないとテンションが上がり

酔ったようなハイになる人がいるらしから

勘違いして寝れるか？

いっそやってみようかしら

そして深夜眠れずお世話になってるのが

Amazonプライム・ビデオ

大分助かってます

先週観たのが

「あゝ荒野」

これず〜っと気になってたの

でもね〜長いんだよね〜

前後編合わせて5時間超えるw

何でこんなに大作つくったの？

だから、観切れる自信がなくって観て来なかったんだけど

お蔭様で今までなかった時間が新たに増えたんで

大作に挑めました

そして長さを感じなかった！

意外や意外、あっという間に観終わる

話は重いけどねｗ

そしてむやみやたらに性描写も

親の愛情をもらえなく

時に捨てられ、暴力に支配され

そんな子供たちが犯罪に手を染めたり

人とコミュニケーションが取れなくなったり

そこからボクシングを通して

成長と新たな道

って書くと単純に思えるんだけど

これがまた

山ほど伏線、因縁あり因果あり

成長とともに繋がっていく仲間

そして成長と共に離れて行く仲間

野生、粗暴、社会性がない

そんな若者の成長を

菅田将暉が熱演

そのボクシングジム仲間に吃音＆赤面症があり

父親の暴力から離れ

強くなり自分を変えたい

ヤン・イクチュンも熱演

菅田将暉が復讐に燃え

ボクシングで勝つことのみを目標にする

それが昔の仲間だったけど

その背景に自殺した父の弱さを自分に見つけたり

自分を捨てた母に向けたり

それをひっくるめ

そこに向かってストーリーが進むけど

そこが終着点ではなく

孤独だった2人が繋がる

それだけでなく、あるファイトシーンで

皆繋がる

これはオリンピック後の空虚な日本

政府は相変わらず国民に目を向けぬ政策を推し進め

弱者は追いやられ

その中でも新宿の片隅で孤独を抱え生きてきた人

繋がった仲間、離れた仲間

そして会場にいた人

何かを感じ繋がる

それはエヴァンゲリオンで言うところの

人類補完計画のような

人が孤独から逃れるのも人と繋がることで

また孤独を感じるのも人との繋がりからなのか

そして繋がりは考えるものでなく感じるもの

原作、寺山修司さすがだ

そして5時間の集大成

ラストシーンを観た人はどう観たんだろう

漢字一文字がないのに訳があれば

それはそういう事なのか？賛否ある終わりかもしれないけれど

それでも面白かった

もし寝れない夜

時間のある方におすすめw

2020年2月14日