✂音楽モノ当たり多し✂
なにかと時間なく
仕事して走って晩飯作って
毎日の日課になったけど
時間は足りない(体重は減らない)
なので、無理矢理にでも時間を作らないと
映画を観る時間が
そしてやっと作った時間で観たのが
「JUDY ジュディー 虹の彼方に」
若くして「オズの魔法使い」「スタア誕生」で
ハリウッドの大スターになった
ジュディ・ガーランドの47歳で亡くなる1年前の話
大スターだったけれど
あくまでも商品としてあつかわれ
子供の頃から
体型維持のため食事制限と薬漬け
寝る間も与えず働くための薬漬け
結果、精神的な問題、薬物、アルコールによる
度重なる問題行動でトラブルになり
すっかりドサ回りで暮らし、幼い娘と息子を連れて
家はないけどそびえ立つ借金はある
なんかこのパターンってあるよね~
子役で成功したあの可愛かったホームがアローンだった子や
子役時代の髪型を真似したいほどカッコ良く
子供の頃はT-800と共にT-1000と戦ったが
おじさんになったら直ぐ殺されるちょい役に成り下がったり
そこは親や家庭環境、大金だったり
想像を超える色々なことが加味して
あ~なったんだろうけど
ジュディの場合そうなるべくして
そうなるよう誘導されたかのように
会社、ハリウッドに殺された
映画では子供の頃も回顧し
そこで見た世界はすっかり魔法の国
ではなく、もっと恐ろしい大人の事情
そして遂に子供たちと離れ
ロンドンで一発逆転か、起死回生か、苦し紛れか
全てのためにショーに出る日々の物語・・・
この映画でゲイカップルが出てきて
楽しく飲んだり歌ったり過ごすシーンがあるんだけど
あれがなぜ必要だったかと
LGBTQのレインボーフラッグ、まさしく旗印
このデザインをした人のアイディアが
オズの魔法使いの「Over The Rainbow」が元だそうで
ジュディが父が同性愛者だったり
ジュディに親しいゲイコミュニティがあったり
そういった意味で支持されていて
「Friend of Dorothy」はゲイ仲間って意味のスラング
勿論このDorothyはドロシー、オズの魔法使いの
それがあったからこそ必要なシーンだったんだろうね
で、この映画勿論ジュディの苦悶、苦難、悲しみ、孤独
それを見事に演じるレネー・ゼルウィガー
そうブリジット・ジョーンズの日記
凄いね~演技力の幅!
あの頃口パクだったはずが
今回の歌唱シーンはしびれるけれど
最後の2曲は降臨!
ジャージー・ボーイズのラストシーンとはまた違った感動
ヤバかった!
2020年9月11日
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