入間市下藤沢のBarber ism  TEL:04-2960-3533

入間市下藤沢のBarber ism  TEL:04-2960-3533

メインメニュー

BLOG

✂終わりなきリアル✂

流石啓蟄、暖かい

なので今夜も走ろうと思ったのに

残念ながら雨

折角出て来た虫も

ガッカリなのか?恵みなのか?

さて、今週の映画は

「スペシャルズ~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男達の実話」

まずこの作品を作った

エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュのコンビ

といえばハリウッドでもリメイクされた

「最強のふたり」を手掛けたことでも有名

その作品では障がい者の富豪と黒人青年の

ユーモアたっぷりな交流を描いた名作

そして今回の作品でも

自閉症という障がい者が話の中心にあるんだけど

こっちはリアル

だから自閉症の困難に直面する場面が多々あり

ユーモアとは反対にある作品

ブリュノは「正義の声」という施設で自閉症の子供たちのケアを

マリクは「寄港」という団体で社会からはみ出した若者たちを

ブリュノの施設に派遣したりして社会復帰を支援

この2人の奮闘

まぁ~リアルな難題だらけ

自閉症の難しさ

ドロップアウトしてるだけに一筋縄ではない若者

そしてマイクは断らない

だから一日中駆けずり回ってる

そして認可された施設でただただ薬漬けの

拘束された子を受け入れ

無認可の定員オーバーな状態での

自転車操業しながらも

少しでも人間らしい暮らしをさせようと

様々な体験をさせる

実話だけにこの献身にはただただ頭が下がる

僕では出来ない、断言できる

それを無認可や問題あると

行政のお役所に目をつけられ

退去命令が出るかの審査が始まる

この映画での一言

「社会が本当に困ってる人を助けてくれない」

これに尽きると思う

そして実話だけに

この話は終わりがない

だから社会への問題提起な映画だけど

障がいや無職、それ以外にも

困ってる人は沢山いて

戦争、貧困、差別と

それは世界中、日本も普遍的な問題だから

映画の題材のテーマに多いよね

その中でもこの映画はリアルを描いた秀作

緊急事態宣言も延長したし

ジェンダーや男女差別などの問題も

取り沙汰されてる今だから是非


2021年3月5日


« »

カテゴリー