✂王者✂
今まで幾つものLIVEに行ってきたけれど
これほどのLIVEは・・・
あっただろうか?
尾崎豊以来か?
会場が待ち望む感じ
そして出てきたときの
そこにいる!っていう感動
あこがれ的な
でも尾崎は何かが起こりそうな刹那的な不安感
ヒリヒリしてる
それに対し
会場中であふれる
幸福感
そのバンドは
「Southern All Stars」
そうサザン
観てみたいミュージシャンの中で
邦楽ではサザンがダントツだった
僕が子供の頃にデビューし
大人たちがあっけにとられた「勝手にシンドバッド」
ここから46年
僕の人生には必ず
どこのシーンでもサザンの音楽があった
熱烈なファンなんて言葉はおこがましい
ただ聴いて歌ってきただけ
そのサザンの年齢を考えると観とかないとって
最近、特に思ってた
そんな中、今回
結構な倍率のロッキンジャパンが
取れたことは本当にラッキーだった
LIVE会場では
他のバンドの時はそれなりにスペースがあったのに
イエモンが終わってサザンまで45分あるのに
誰も一旦席に戻ることなく
前へ前へ
続々と会場へ人が集まってくる
あっという間にギュウギュウの5万人
みんなが待っていたサザンのラストフェスライブ
そして飾らない5人がステージに登場し
ラインナップ
いつものサザン
オープニングナンバーは「女呼んでブギ」
令和のコンプライアンスオーバーw
そこから一気に
アンコールの「勝手にシンドバッド」まで
19曲
新曲で無骨なロック
ピアノリフから80年代の名曲
陽気な曲に哀愁ある曲にラップも
ぐんぐん引っ張られのめり込んだところに
「いとしのエリー」
プログレッシブからソウル・バラード
これほど上下左右に広がるヒット曲を持つバンドがいるか
いや、いないよね
そしてどれも色褪せないって
国民的ロックバンドの王者
だけれど肩書はヒラのままってw
そんな重さと軽さ
コール&レスポンスで練習後の
「東京VICTORY」
会場の一体感
「みんなのうた」で5万にが手を振り
桑田の放水w
誰もが知ってて歌え
時に背を押される
そんなバンドって
大熱狂で終わった
圧巻
ちょっと想像を超えてた
いや、大分か
桑田佳祐の歌唱力に圧倒された
今が全盛期じゃないかってくらいソウルフル
そしてこれほどまでに
僕の体にはサザンのDNAが刻まれていたとは
その会場は祝祭感で溢れかえっていた
ロックでポップでエンターテイメント
圧巻
もうこれ以上の言葉はない
凄かった
ちょっと・・
ロスが激しい
これほどまでになったLIVEって今まであったか
そこまでサザンを聴いたことのない娘も
そこそこの妻も
圧倒されしっかりロスになってる
これを埋めるには
どうしたもんか・・・
冬にはアルバムが出るらしい
ってことは・・・
2024年9月28日