✂ネタバレ.2✂
昨日に続き
志の輔落語のネタバレですw
仲入り後、1時間半の大ネタ
「浜野矩随(はまののりゆき)」
なんでも講談でもやられる古典だそうで
1736年生まれの実在した浜野矩随
装剣金工家って金物を加工する職人
キセルを帯びに挟むやつだったり
刀の鍔や小柄の装飾職人
その父は名人と名を馳せ
江戸中の道具屋がこぞって馳せ参じていたけれど
亡き後、継いだ息子矩随は才がなく
道具屋は皆離れ去っていく
その名で唯一若狭屋が将来を期待し
また生前お世話になった名人の父、そして残った母を思い
駄作を生活に困らぬ程度で買っていたが
あまりにひどい作品を持ってきた時
溜まりに溜まった怒りが爆発し
腕のない職人は死んでしまえ!
何度もそう怒鳴り
死に方さえ伝授
矩随は死を決意し母にお伊勢参りに行くと嘘を伝える
母は察知し詳しく話を聞き
矩随が決めたことなら仕方がない
ならばあの世に去る前に形見に観音様を彫ってくれと頼む・・・
こういう人情噺、こうなるだろうって想像はできる
でもさすがの名人芸
引き込まれ泣かされ笑わされる
あの空間でスポット中の志の輔だけがいる
そこでの「間」
静粛からのこぼれ落ちる言葉
名人だ
名人が今だったら国宝だったろう
実際に存在した人物になる
そこにいるかのよう
腕があるから人々は引き込まれ魅せられ
チケット争奪戦になる
腕のない職人は死んでしまえ!
この言葉なんて僕みたいな職人は響く
響いた
人情噺で泣かされた会場を
最後にグイグイと笑いへ持っていき
ふっと緩んだときにさげで大爆笑
毎日恒例の締めは三味線太鼓の出囃子からの三本締め
これから観客の拍手
が、今年はそれがみんなで
ドドンがドン♪
2026年1月24日
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