✂︎ライフジャケット✂︎
夏休みに読んだ小説が2冊
その一冊が
「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」
町田その子著
本屋さんのお薦めだったので
取り敢えず買ったおいたのを
先入観なく読んでみた
田舎町、金魚鉢のような
閉塞感に包まれた町
そこで生きづらさを抱えた人々の
5つの話
その5つがそれぞれほんの少し
リンクしてて
あれ?これはあの時の彼?
あれこの人はさっちゃんだ
とか、短編だと物足りなさを感じるんだけど
他の話にも出てくるから
大きな一つの話を読んでる感じ
そして生きづらさゆえ
苦労に絶えず
孤独だったり、
何かを抱えてたり
苦しみがあるけれど
皆、もがきながら泳いでる
生きづらさもこの作家さんのおかげで
前向きになっていく
特に「波間に浮かぶイエロー」で
グッときたけど
それは無理があるんじゃ?
とも思い読み直すも
あ〜そうかと納得
5話全て読んでゆったりと浸れる
良い本に巡り会えました
町田さん本屋大賞取ってるので
次はそっちを読みたいな
2021年9月4日