緊張と緩和
昨日、久しぶりに緊張するお客様がご来店したんです
二十歳過ぎの頃に行ってたCafe Barがあり
そのカウンターで呑むことはまだまだ出来ず
一回り遠いテーブル席からカウンターの中で働く
その先輩に僕らは憧れていて
月日は経ち、今、縁があって同じ藤沢で商売させて頂いてて
お陰で、僕はそのお店のカウンターで呑みながら
色々な話を聞いてもらい
それは多岐にわたり
仕事の話から世情、はたまた旅先の情報まで(笑)
この街、年下の飲食店オーナーが多くなってきたので
どちらかと言うと、聞き役も増えたし
特に田中水産で悩みでも言おうものなら
そこは完全におもちゃにされ
カウンターのFW陣の格好の餌食だ
そこへ、田中監督がどうタクトを揮ってどう面白おかしくしてやろうか
虎視眈々だ
想像するだけで恐ろしい
ましてや商売の話なんかしようものなら
「僕はね~肉屋からタダで仕入れたフランクで儲けを出すんです」
嘘か本気かわからないジョークで煙に巻かれ
うっかりこのチープさに頼んでしまうマジックに引っかかる
そんな中、仕事の相談やプライベートまで相談できるありがたい存在でもあるんです
その方が、一昨日ウチのおとなりに用があり2回来たんだけど
2回とも空振りに終わり
代わりに、うちにパンとDVDの差し入れを
その御礼兼ねて、夜お店に顔を出し一杯やってると
「伸ばそうかと思ったけど髪を切ることにした」と宣言
それをウチの店でと
ジョークかと思った
本当だった
来店した時、近所の居酒屋「楓」のオーナーで後輩のたっちゃんが
「ご来店下さった時超緊張しました」のセリフを思い出した
夫婦で緊張した(笑)
新規のお客様も勿論緊張する
だから尚余計テンション上げるし
知り合っていく会話を楽しむ
むしろ、知ってるからこその緊張は久々でした(笑)
そしてその感覚を楽しめました
レッチリのアンソニーになるはずだった予定を
バッサリと切り
あるミュージシャンをイメージして切りました(笑)
是非WARPさんへ行って誰をイメージしたか考えてみて(笑)
もしかしたら、カウンターに僕がいて色々と話を聞いてもらってるかもしれませんが(笑)
2015年12月17日