切り抜かれたDaily
邦画で観ようか悩んで観てないのが
神々の山嶺
小説が圧倒的だった
これを映画化出来るのか?
あの圧倒的な世界観、人間の魂を削る物語を
120分位に?(しかも評判も・・・)
永遠の0も無理だと思ったけど
すんごいVFXやばかった!
だいぶ端折ってはあったけど
面白かった
役者さんとしても阿部寛、岡田准一は好きだし
神々の山嶺・・・う~ん・・・
海賊とよばれた男も気になる
で、あれもあの長編をどう詰め込むのか?
観ようか悩む
先に小説読んじゃうと
頭の中の想像で出来上がっちゃうから難しいよね~
そしたら阿部寛の違うの手に取っちゃった
軽~い感じに観れる(笑)
真逆の作品
凄い狭い世界感に
しがらみにしがみついてる主人公、良多(阿部寛)の
思い通りにならない人生の映画
「海よりもまだ深く」
流石、是枝作品
日常の切り抜き
ジェットコースターのようなことは起きない
歩いたり、買い物したり、食べたり
そんな中の表情や会話で読み取る是枝作品
ドラマもない(笑)
日常の中に感情があり
ゆっくり進んでいく
母役の樹木希林のセリフ
「海より深く人を好きになったことなんてないから生きていける」
人生は思い通りにならず、それを理解し執着を捨てれば
楽に生きていける
名言だ
主人公の良多は15年目に獲った文学書にしがみつき
未だ売れない小説家を夢見て探偵業
元妻への思い
息子への思い
まだまだまだしがみついてる
最後、あれはどういう意味だったんだろう
Happy?多分そういうふうに普通は捉えるんだろうけど
僕は悲しくなった
多分僕もしがみついてるからなのかも
もっと捨てれれば楽なんだよね~
2016年12月16日