The health first
自営業の哀しい性というか
なんとな~く日曜の朝、ハサミを持つと重い気がして
あれ?なんかおかしい?からの、うんおかしい・・と仕事が終わる頃
熱っぽくなってくる
仕事は大丈夫なのに、休みに体調を崩すあるある
またそんな日に限って、家族で食事の予約を入れてる
どうしよう・・結構キテる
平熱が35度台前半としては37度行けばクラクラ
計って現実を見ると一気に病人になるから普段計らないのに
なぜか?その日に限って体温計を見付け計ってしまう
「うん、8度か」・・やば~い余計なことしちまった
ここで、体調悪いから今日はキャンセルして次回に、とすると
なかなか家族の予定が合わない
じゃ、俺具合悪いから2人で行って来てよ、とすると
さっさと食事済ます病人を置いてじゃ楽しめない2人が容易に想像できる
じゃ~なんとかしてパーチーという名の合戦に参戦するしかない
センツァノーメに着いてとりあえずBEERを注文してみる
もしかしたら、Alcoholでブーストして病を振りきって復活するかもという期待
味がない・・どころか全く進まない・・美味くない・・
お料理が出てくる
「せ、拙者は、まだいいから2人で食べるで候よ・・」
ワインに行ってみる
味もしなければ全く持って進まない・・明らかに体が嫌がっている・・
その後も会話と料理に舌鼓を打つ2人を
まるで江戸城の天守閣から市井の人々を眺めるが如く、意識は遠い
ワインをちびちび舐め、時が過ぎゆくのを只々待ち続ける
そしてワインを一口呑む度に心の臓の鼓動は波打
「ま・・まだ、なにか食べるで候か?」
「パ、パスタとデザート、うんうん、食べるがいいで候・・・」
「え?せ・・拙者?拙者は・・まだワインを飲んでるからいいで候・・・」
「なにか食べた方がいい?それはもっともで候・・ではこれを・・一口」
無理やり押しこむ、ワインで流し込む
内蔵が一揆を起こしてる、受け付けない、むしろ押し返す
そこは最後の力技で一揆を抑えこむ
そして、意識の繊維の束が千切れかけ
わずかに残ってる一筋をなんとか繋ぎ止め
震える手でワイングラスを持ち
固まった笑顔の裏で背中に冷や汗を流す
そして別腹の宣言通り、あれだけの食事の後
デザートを完食した、満面の娘を見届け、この戦が終わを告げる
一晩、ウンウン唸った後近所の病院へ行き
症状を告げ、診てもらうと
脱水症状気味ということもありTHE点滴へ
「なんでそんな無茶を?」って先生言うから
「武士は食わねど・・・・」
「はぁ~?」
で以前、このブログで桜をどこに行こうか考えてるって書いたら
飛鳥山、スカイツリーからの水上バスなど色々な情報いただいたのに
休みは潰れ、次の休みは雨予報・・
2015年4月1日