✂ガンマンからの警告✂
こないだの火曜日
赤羽の飲み友達の映画好きと
「ジョーカー」に続き
映画鑑賞後、批評飲みしようと
「リチャード・ジュエル」
勿論、クリント・イーストウッド監督
すごいね~90歳でしょ
2年前の「運び屋」6年前の「アメリカン・スナイパー」
残された時間でガンガン名作撮ってくるね~
ほんと嬉しい
そして、あと何作観れるだろう、もっともっと観てみたい
今一番好きな監督
そう思ったらDVD化なんて待ってられない
って事で新宿バルト9へいそいそと
そして今作も実話
1996年のアトランタオリンピック
コンサートイベント会場で爆弾テロが起きる
そこで警備の仕事をしてたリチャードが不審物に気付き
最小限の被害で防ぎ
ヒーローとなるが三日天下ならぬ三日ヒーロー
オリンピックをそのまま続けるためにも
早く犯人逮捕したいFBI
そしてプロファイリングのみで証拠のないまま
スクープ欲しがるマスコミにリーク
そこから犯人とされたリチャード
FBIとマスコミから連日の捜査と過剰報道に追い込められ
ヒーローという名の名誉は勿論
当然認められるべきプライベートも全て失う
そこで知己の弁護士と戦いが始まる
白を黒と変えられる二大権力、国とマスコミとの
ってのが、ざっとあらすじね
これはイーストウッドからの警告かな~
SNSやNetNewsで
まことしやかに流れるウソかホントかわからない話
子供の頃に習ってたのに「百聞は一見に如かず」って
それを忘れて踊らされる
そして強者が横暴に振る舞えば
弱者は何倍もの被害を受ける
その強者の1つマスコミは
今ではスマホ1つで誰でもなれるって怖い時代
気軽に自分の投稿なんて友達しか見てないし
って確証もないことを面白おかしく投稿し
そのことで傷つく人がいるかも知れなことすら考えもせず
まずは自分を俯瞰し
ネットに上げる前に1回立ち止まって考えないと
聖者にも悪者にもなるって
NetNewsに振り回されるし
自分が振り回す側にもなる
SNSやネットの使い方と受け止め方考えましょって
大体リアルだってうわさ話をしてくる人が
1番疑わしいんだからw
ただ、リチャード突っ込みどころ多くて
そりゃ疑うよな~ってのもあるのと
友人で弁護士役やったサム・ロックウェル
「スリー・ビルボード」で助演男優賞とった
差別と偏見の塊、デョクソン巡査やったひとね
やっぱ向こうの役者さんすごいわ
演技ってこういうことね
幅が広い
それにしても、今回もイーストウッドに色々考えさせられます
という事で批評飲み、そりゃ~盛り上がりました
2020年1月24日
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