✂星屑の歌✂
読み終わった1冊
「キラキラ共和国」小川糸
これは「ツバキ文具店」の続編
すっかりハマったので見付けて即買い
鎌倉を舞台に
育ての親の祖母から継いだ文具店を営みながら
代書屋なるものを生業も
祖母から継いでいる鳩子ことポッポちゃん
そして今作は新たに家族ができ世界が広がっていく
鎌倉は僕らのような観光客ではなく
実際に暮らし
そこに寄り添う古都、鎌倉と神社仏閣
季節が彩り、季節ごとの習わしがあったり
実際にあるお店が出てきたり
(そのお店紹介本「ツバキ文具店の鎌倉案内」が出てるほど)
そしてクセはあるけど優しい登場人物たちとの日常
そしてワケがある代書を頼みに来る客
そして難題に納得の優しく応える文章
文字や手紙や筆も難題に合わせ
ときには切手まで
それを電車で残り10ページくらいまで読み
行き付けvivo daily standでとりあえず読み終えちゃおうと
めくるラストスパート
思わず「なるほど!」と声が出る
納得の締めくくり
バーバラ婦人の「心の中のキラキラ」って呪文がしみる
鎌倉にふさわしいゆっくりとした時間の進み方に
温かい感じになれる1冊
そして読み終えたのが vivo だから
僕の読み終えた本が少しづつ常連で回し読みされ
いつか「ism文庫」ができる勢い
2019年9月21日