✂夕日に火を噴く尻:2 尻を知る✂
昨日の✂夕日に火を噴く尻:1✂
の続きとなっておりまして
お暇な時にでも読んで頂けると
分かりやすくなっております
さて、その後下血は起きないけれど
腹痛はある
仕事中、睡眠中
チクチク、ズキズキ
何かモヤモヤする1週間
この不安を解消するには病院だ
って事で以前大腸カメラを入れた
所沢肛門病院へ
今回、痔であろうと想像し
この話をお客さんにすると
痔主さんは結構いて
中には20年選手もザラに
やはり痛みに耐えられなくなるまでは
ボラギノール的なもので凌ぐも
流石に限界に来ると病院へ行って手術
で、症状を聞くとやはり同じなので
僕の中では今回の下血の核心を痔とした
積極的に痔を認めるのもどうかと思うが
むしろもっと怖い病を払拭したいがため
それにしても術後のみなさんが語るのは
早く行けば良かった
こんなに楽な生活が訪れるなら
確かに
でも僕は所沢肛門病院へのハードルが低いので
前回の大腸カメラも下剤も
別段苦しくも恥ずかしくもなく
むしろポップにカジュアルに行け
受け入れる、大きな心持ちで受け入れる
どうぞどうぞって
今回もコンビニへ行くかのように病院のドアを叩く
あそこの待合室は
やはり重症化してから仕方なく来る方が多いので
スカウターで見ると戦闘力0.1くらい
それだけ肛門は急所
力が出ないどころか
動けない
座るのもドーナツがないと
スーツケースを引きながら退院していく人も
まだまだ本来の姿には程遠く
ヨロヨロと戦闘力1くらい
これで退院させるの?
って思うほど
こっちは痛みがないから
どーんっと座れる
そんな時だけ変な男らしさを見せつける
そしてあそこの病院は診察室に呼ばれると
あるものがない
お医者さんの隣りにあるはずの椅子
だからしょんぼり立ったまま
事情を説明をする
そして促されるまま
先生の前の診察台の階段を登り横になり
背を先生に向けパンツを適度に下ろす
背を丸めろと言われればこれでもかと丸める
その瞬間
シュッと入ってくる指
ワンストライク!脳内にフラッシュ
分かっていても体は素直
ビクッと反応
そして慣れてるとはいえ今回は長い
先生、随分弄びますねぇ
あんまり遊ばれちゃうと
こっちも出るもの出ちゃいますよ
と思う頃終わり
何かしらの軟膏的なものを注入される
そして先生は痔ではないと高らかに宣言
そもそも痔もない
え?
え~?じゃじゃじゃ何?なんなのよ?怖!
聞くと憩室(けいしつ)からの出血
食事が欧米化が進み増えたのが憩室
これは大腸から外にくぼみができる
コレ自体問題ないのだけれど
このくぼみが炎症したり膿んだりすると憩室炎
激痛で歩くことも出来ないほど
2週間の入院で断食と点滴
これが破れると手術
と段階が上がるとヘビーなことに
で僕はそこが出血したと
以前の画像から
触診で痔でないから憩室出血との結論
引き算的な診断
そしてもう止まってるから問題ない
薬塗っといてってだけ
僕としてはよく分からないから
はあって言うくらい
で、お腹痛いんですがって尋ねると
「気のせい」の一言
え?気のせいなの?
そんな事ある?
痛いんだけどな~ストレスで痛い気がしちゃってるのか?
病は気から・・・?
よく分からないけど結論づける
そして大腸カメラは
今入れると下剤やカメラでまた切れて
出血するかもしれないからやらない
やりたかったら2月に来ればって
いやいやいや
それじゃ~まるで僕が好きで入れたいみたいな
そうじゃなくて苦にしないって話で
そうなると違う方向で趣味嗜好になっちゃう
って事で予想外の診断で憩室を知り
斬新な診断で気のせいってのがあるのを知る
だけどこのまま終わる話ではなく、明日に続きますw
2022年2月12日