Duck is surprised
昨日、面白いけど書けない話が2つあるって話を書いたら
結構な反響があって、お客様やFacebookのメッセージまでも(笑)
1つは完全にネットは勿論、残るものとして書くことも出来ない
だけど、ど~転がっても面白くなるから残念
もう1つは面白いというか、あまり僕らしくない話だったり
面白くしちゃうとあっちこっちから怒られちゃう話なんです(笑)
なので、かなりマニアックな僕のブログを読んでくれてる方の更に少数の方のご要望に応え
面白くないけど、書ける方を今日はアップします
後輩 I は男らしいやつで、誘えば二つ返事で現れ
仲間がお金で困ってると、「奥さんがどうとかはどうでもいい、お前を信用して貸す」
とポンと助ける
グズグズ愚痴をこぼすこともなければ、泣き言も聞いたことがない
爪の垢を煎じて飲んだ方がいい男がここに1人
そんな I にまさかの病魔が
悪性リンパ腫になったと I の仲間から聞かされ
どうなんだ?大丈夫なのか?治るのか?烏合の衆の僕ら
I は直ぐに闘病生活に入った
I は以前、男とらしさで仲間の奥さんが保険屋さんになりたての頃
成績を助けるために入っておいた保険がここで功を奏する
そして、1番 I と仲の良い後輩がかいがいしく面倒を見て逐一連絡をくれた
1回目の抗癌剤治療は不発に終わり
僕らは努めて明るく振る舞ったが、暗雲が立ち込めていた
2回目の抗癌剤治療、お医者さんも分からないが奇跡的な回復
暫くして退院、元気なようで呑みにも出てると聞き
お祝いで呑もうとなった
現れた I 、以前はかなり大きな体をしてたんだけど
闘病を物語るほどやせ細り、髪は抜けて現れた
「タバコはやめたけど、お酒は大丈夫」と笑いながら乾杯
病気が嘘だったかのように、明るく、そしてここでも愚痴もこぼさず
むしろ笑いに転化する
流石 I 、男らしいぜ!
僕は次の日仕事だからと23時にあがることを告げると
じゃ~と I 達は夜の帳に消えていった
後日聞くと、朝まで呑んだらしい
どこまでタフガイなの~(笑)?
それから半年、こいなだの土曜、治療でなくなった髪が生えてきたんで
って、I が髪を切りに来てくれた
相変わらずの I で「医者もよく分かってないらしいいけど数値が下がってんすよね」
なんて病気を軽く話し、あとはバカッ話
心配させないようにしてる、流石男らしいぜ!
ただ、待ってる時間 I が読んでたうちの店の雑誌が
シュール過ぎるだろ~(笑)アフラックもびっくりだぜ!
ほんと元気になってよかった
2015年3月18日